精密検査その3

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 先週の MRI の結果を聞きに病院へ。肝疾患の既往症も無いのでまず間違いなくただの肝血管腫だとは思うのだが、予約時間を一時間以上過ぎても呼び出されないとだんだん不安になってくる。

 この人には「肝臓がん」の告知をしなくてはならないので時間がかかりそうだから最後にしよう、とか。待合室のとなりの椅子にずーっと同じ人が座っているので、オイラだけが特別に待たされているわけではないのはわかっているのだが。
 予約は 11:00。診察室に入ったのは、NHK の昼のニュースが始まってしばらくしてから。入るとすぐ、お医者さまから「遅くなって申し訳ありません」と声がかかる。意味も無くちょっと安心。

 最初は血液検査の結果から。「血液検査の方は異常ありませんでした」。「の方」ってどういう意味?MRI はなんかあったの?「マーカーの値なども問題ありません」そっちの方の検査では健康ってことね。で MRI は?
 「それで MRI の方なんですが」机の上のキーボードを操作すると、3台あるディスプレイの一番右端、ワイドを縦にしてあるディスプレイにそれらしいのが四枚表示される。「これは造影剤を入れる前で、この黒い部分、こっちだと白い部分なんですが」よくわからんが、言われてみればそれっぽく見える「こっちは造影剤を入れた直後で、変化してますね」そういわれればそれっぽい「これは典型的な」なに?

「肝血管腫です」

プシュー...

「良性のものでかなり多くの人、まぁそんなに多いわけでもないですが、に見られます」。

 結局、秋の健康診断で、エコーに出てきた肝臓の影は良性のものと判明した。

 毎年の健康診断のエコーで経過観察してください。これ自体は特に問題ありません。外部から衝撃で破れることがありますが、外側ではないので手術で取る必要も無いでしょう。ただ、交通事故でハンドルにぶつかったりした時に破れることがあります。破れたときは、血管の塊ですから、大量出血します。場所は鳩尾のちょっと上ぐらい。大きさは 2.6cm ぐらいです。

 診察料 210円と駐車場代 100円を払って病院を出たのが 12:20。

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 肝疾患もないし、九分九厘大丈夫だとは思っていたが、前の晩はちょっとドキドキした。帰りにイタリヤ風居酒屋のスペシャルランチでお祝い。特別にコーヒーを2杯つけた。これで今夜も眠れないが、酒を買うよりは健康に良いだろう。


 

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このページは、ytaroが2008年12月18日 15:34に書いたブログ記事です。

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